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『虚構推理』 2巻

こんにちは、カユウです。

「虚構推理」2巻を読みました。
1巻の紹介はこちらです。
k-y-u.hatenablog.com

2巻では、邂逅した九郎くんの今カノ琴子ちゃんと、元カノ紗季さんとの口頭バトルが繰り広げられていきます。
ちゃんと手当をしつつも、ケガしたところをつまんで引っ張る紗季さんに対し、九郎くんとの写真を見せることで仕返しをする琴子。
仕返しになっているのかいないのかは微妙なようにも見えますが、紗季さんの心に衝撃を与えられているので、有効な攻撃だったのかもしれません。
ただのキャットファイトかと思いきや、その中でも双方が持つ情報が共有され、ストーリーが次の展開を見せ始めます。
というか、九郎くんはすでに単独行動中だったとは…

また、鋼人七瀬についても情報が追加されていきます。
1巻で出されていた情報としては、胸の大きなアイドルという情報だけでした。
2巻では、生前の七瀬かりんについて、より詳細な情報が読者に公開されます。
その辺は紗季さんが警察に所属しているということで、七瀬かりんがデビューし、何故死んだのかまでを知ることができます。
生前の七瀬かりんは頭が良く、行動力もある、才色兼備な女性だったことがわかりました。
胸が大きいアイドルと聞いて、2巻を読むまではどちらかといえばおっとり系な女性をイメージしていたので、良い意味で想像を裏切られました。

そして、九郎くんがたらふく食べた妖怪が判明します。
その妖怪は「件 (くだん)」。
牛から生まれる妖怪で、牛の体に人の頭を持ち、未来を予言するとすぐに死んでしまうというもの。
地獄先生ぬ~べ~にも登場したので、30歳以降の人は知っている人も多いかも。
ちなみに、ぬ~べ~の場合はウサギから生まれ、オスとメスがいること。
メスが不吉な予言をし、オスがその予言を回避する方法を教えてくれる、というのはぬ~べ~独自の要素だったかと。

作中における怪異とは、知識があり手順さえ踏めば人が必ず対処できてしまうものとして定義されています。
そのため、通常の怪異は人から討伐されないぎりぎりを見極め、活動しているとのこと。
だからこそ、紗季さんが九郎くんの秘密を知るきっかけになった河童が殺害した人は、ただの事故死として扱われたと紗季さんが言っていました。
だが、鋼人七瀬は違う。
積極的に人を害していることから、ただの怪異ではないと専門家である琴子が断言しています。
また、七瀬かりんの無念が怪異と化したにしては、その要旨は大衆に迎合しすぎているとも。

物語が進むにつれて判明していく七瀬かりんの家族模様からも、父や姉と何らかの事情があったとほのめかされています。
怪異となってしまった七瀬かりんは誰かに操られているのか。
紗季さんが気にかけている七瀬かりんの姉は何を知っているのか。
推理物の要素はどんどん出てきていますが、これがどのように推理となるのか、楽しみで仕方がありません。

ではでは、今回はここまで。

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