データ分析をしてみたい?それならPower BIを使ってみよう!
こんにちは、カユウです。
2017/09/02 (土) に開催されたPower BI 勉強会 #5に参加したら、Power BIを使ってみたくて仕方なくなってしまいました。 powerbi.connpass.com
本でも文具でもなく、仕事で使うデジタルツールのお話ですが、Power BIを知ってほしいので、ご紹介させていただきます。
Power BIって?
名前に「BI」と入っていることからもわかるように、ビジネス・インテリジェンス (Business Intelligence) を行うためのビジネス分析ツールです。
ビジネス・インテリジェンスは、売上分析、利益分析、顧客動向分析などを行うことだと思っています。 そんなことを言っていると詳しい人に怒られちゃいそうなので、ちゃんとした定義について知りたい方は「BI とは」などをキーワードに調べてみてくださいませ。
Microsoft社のホームページにPower BIの説明がありましたので抜粋します。
Power BI は、組織全体に洞察を届けるビジネス分析ツールのスイートです。多様なデータ ソースに接続し、データ作成を単純化し、アドホック分析を促進します。美しいレポートを生成して、組織が Web やさまざまなモバイル デバイスで使用できるように公開します。ビジネスを 360 度の独自の視点で捉えるパーソナライズされたダッシュボードをどなたでも作成できます。エンタープライズ全体でのスケーリングも可能で、ガバナンスとセキュリティが組み込まれています。 引用元:Power BI | 対話型のデータ視覚化 BI ツール
Power BIの何がすごいって、かなり頭がよく使い勝手のいいBIツールを無料で使えるところです! こんなに良いツールを無料で使わせてくれるなんて、Microsoft社は太っ腹だな~
IoTやAI、Machine Learningと連携
Power BI 勉強会 #5ではいくつかのセッションがあったのですが、IoTやAI、Machine Learningのデータを使ってPower BI上に表現するというデモを見せていただきました。 いくつかデモを見せていただいたのですが、一番実用的だと思ったのはトイレの空き状況をPower BIで表現することができる、というものです。
デモでは、ダミーのアプリケーションからトイレが入っているか空いているかの情報を出力するようにされていました。 イメージとしてはトイレのドアにIoT端末を取り付け、入っているかどうかの情報を収集できるようになっていると思ってください。 トイレが使われているかどうかの情報をもとに、Power BIを使ってトイレの画像の上に使用中かどうかを表示していました。
会社やお店など、大勢の人が集まっているけどトイレの個室の数が多くないところでは重宝するのではないでしょうか。
他にもMachine Learningの結果をPower BIで見せ、売上予測などのデモを見せていただきました。
PowerAppsアプリからの登録データも使える
別の方のデモでは、PowerAppsアプリから登録したデータをSharePointのカスタムリストに蓄積し、Power BI上でグラフ表示をするのを見せていただきました。
PowerAppsアプリはスマートフォンでカスタムしたアプリケーションを作ることができます。 デモされていた方がおっしゃっていたのですが、PowerAppsアプリの起動にはとても時間がかかるそうです。 そのため、趣味で試してみるくらいの利用がいいだろうとのことでした。
PowerAppsアプリからの登録データをSharePointに蓄積することができるのであれば、それこそスマートフォンだけで行動管理もできちゃいそうですね。
今僕がPower BIで作りたいもの
今、一番作りたいのはメンバーが今月中でどんな作業をやっていたのかを見れるツールです。 メンバーの作業が偏っていないか、だけではなく、お客様から依頼されてやった追加の作業がどの程度スケジュールに与えることになるのかの分析をしたいのです。
お客様に作業時間を説明しなければならないとき、前月との比較も簡単にできるPower BIで作っておけば、お客様には参照だけしてもらえればいいかな、と思っています。 日々、作業時間の記録をするだけで、簡単で直感的にわかりやすいグラフが作られるのが素晴らしいのです。
ホント、Power BIを無料で使わせてくれるMicosoft社には感謝しかありません。
ではでは、今回はここまで。