『世界の終わりの世界録』7巻
どうも、カユウです。
『世界の終わりの世界録』7巻を読みました。
6巻の最後、島が崩壊するほどの力によってバラバラにされてしまったレンたちが再び集うまでが一つのポイントになりそうだな、と思いながら読んでいきました。
1巻のころは落ちこぼれと言われていた主人公ですが、7巻では桁違いに強くなっています。
世界でも有数のパーティーに所属する冒険者と肩を並べて戦えるほどに。
それでも、弱かったときを知る学友を見下すことはしません。
努力は間違ってなかったと、ただただ自分の自信にするばかり。
ああ、ヒーローってこうだよね、こうじゃなきゃね、と思いました。
最近ダークヒーロー系とか悪役系を読み過ぎてるのかも(笑)
そして、再び過去の英勇エルラインと邂逅します。
6巻で初めて出会ったとき、中断してしまった話の続き。
だけではなく、7巻プロローグ、はたまた1巻からの繋がり。
レンに感情移入しすぎたのか、自分のことのように嬉しく、じんわりと胸が暖かくなりました。
あとがきに書かれていますが、この巻から世界の終わりの世界録は第2部に突入します。
三大姫との出会いから始まったレンの成長物語は、はぐれた仲間を探して世界を旅し、隠された世界の謎を解明する物語へと変わりました。
あと何巻続くのかわかりませんが、最終巻まで楽しんで読んで行こうと思います。
ではでは、今回はこれにて。
世界の終わりの世界録(アンコール) (7) 神代の暴君 (MF文庫J)
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細音 啓 KADOKAWA/メディアファクトリー 2016-05-25