この映画は想定や判断が現実と違っていたときの怖さを教えてくれる
映画『THE GUILTY/ギルティ』
観に行ったきっかけ
ムビチケで何を観ようかと思っていたとき、タイトルと公式サイトの文言に惹かれて前売り券を購入。
買ってからなかなか時間が作れず、公開終了前に駆け込みで鑑賞。
感想
字幕版を観ました。
てっきり英語だとばっかり思っていたので、聞こえてきた言語が英語でないことにびっくり。
あとあと調べて、デンマーク語だということがわかりました。
主人公の状況がこうで、なんて説明は全くなし。
唐突に物語が始まります。
誘拐事件を解決する物語なのかと思いきや、最後の最後でどんでん返し。 ヤラレタ!
『犯人は、音の中に、潜んでいる』
公式サイトのこの文言に、良くも悪くも騙されました。
急いでいる状況で、相手が電話に出てくれないのは、現実でも焦りますよね。
早く出ろ、早く出ろ、と映画を観ながら心の中で念じてました笑
そして、音声しか情報がない、ということの危うさ。
タイミングだったり、声の雰囲気だったり、というものしか判断基準がないからこそ、聞き手の想像力が試されますね。
日常生活の中、電話先の相手が置かれている状況や、どうしたほうがいいのかを考えることってありますよね。
そのときには、思い込みや決めつけを極力しないようにしようと思いました。
1時間40分の上映時間中、頭を働かせっぱなしになってしまいました。
映画で頭が疲れたのは、初めてかもしれない。
3月30日現在、上映している映画館が少なくなってきています。
興味がある方はお早めに!