カユウの趣味日記、ときどき子育て

本と文房具とデジタルが好きなIT系企業で働くカユウの趣味日記と子が育った記録

推理ゲームという名のとんち合戦が始まる『虚構推理 (4)』

原作は城平 京さんの『虚構推理鋼人七瀬』。
Amazonで見たら、原作小説の発売日が2011年5月10日。
コミック化されたのが2015年なので、約4年の期間を経てのコミック化となっています。

タイトルに「推理」という単語が入っているので、推理モノかと思いきや、そうではありません。
怪異と呼ばれる妖怪などが登場するのです。
となると、西尾 維新さん原作の物語シリーズを思い浮かべる方がいるかもしれませんが、それとも全然違います。

人が怪異に殺されたという真実を、誰も貶めない形で虚構にする物語なのです。

原作の内容紹介には、まさに読者の声が書かれていました。

「そんなの推理じゃなくて、欺瞞じゃない!?」真実を求めるよりも過酷な、虚構の構築。自身もまた怪異的な存在である岩永琴子の推理と知略は本物の怪異が起こす事件を止めることができるのか。
出典:Amazon

コミック1巻から3巻では、探偵役である岩永琴子と助手?役である桜川九郎、弓原紗季の関係性や、事件のあらましが描かれています。
そして、今回の4巻で琴子たちが覆さなければならない真実、「怪異に人が殺された」事件が発生し、状況は一変。
しかし、琴子も九郎も、黒幕が桜川六花であることを特定しています。
事件が起こり、探偵役が犯人を特定し、手法までわかっているのなら、普通の推理小説は解決パートになりますが、この物語は終わりません。
なぜなら、人々が納得する虚構を組み上げて知らしめなければならないのです。
「人を殺すような怪異はいない」と。

既刊コミックとして、2018年1月22日時点で7巻まで発売されていますが、鋼人七瀬編は6巻で完結しています。
人々が納得できる虚構を組み上げ、納得させることはできるのか。
どんな虚構が構築されたのかを楽しみにしながら、5巻を手に取りたいと思います。