一度でも起業を考えたことある人にオススメ『そろそろ会社を辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』
起業しようかな。
一度でもそう考えたことがある方には読んで見てほしい一冊です。
「一人でも食べていける知識」というのは、起業するまでの流れや、起業したあと長く続けていくために考えたほうがよいことを指しています。
個人事業主、フリーランスとして、会社に頼らずに食べていくための知識ではありませんでした。
なので、それを期待している方には向かない本だと思います。
本を手に取ったきっかけは、一人でも食べていける知識ってなんだろう?と思ったから。
知識そのものじゃなくても、知識を得る方法を取得できるといいな、そう思って読み始めました。
稼いでいくために、考えることは大きく分けて以下3点あるとのこと。
- バリュー:価値や、個人のミッション合致した社会の課題
- システム:稼ぐための土台
- クレジット:信用や、仕事を得る方法
このうち、システムについて書かれている本でした。
僕は起業を考えたことがありませんが、仕事をする上で、どんな価値を出すのか、は考えています。
さらに言えば、どうやって仕事を得るのか、を考えて、価値を見せるようにしています。
でも、稼ぐための土台、仕組みを考えることはなかったので、新しい視点に気付きました。
誰かと一緒に同じゴールを見て仕事をするのがつらくなってきたなー、一人で食べていく方法はないかなーと思って手に取った僕には、残念ながら得るものが少なかったです。
そもそも著者の方が言う個人のミッションがおりてきていないんですよね。
丹念に目の前の仕事に注力できてないってことなのかもしれません。
起業を考えている方には、参考になること、得るものが大きいと思います。
稼ぐ仕組みに悩んでいるのでしたら、ぜひ読んでみてください。