夜ふかしログ

30代サラリーマンが育児・家事・在宅勤務が終わったあと、夜更かしをして読んだ本を紹介したりしなかったりするブログ

仕事につながる「他者貢献」する読書ができる『早く読めて、忘れない、思考力が深まる「紙1枚」読書法』 / 浅田すぐる(著)

みなさんは、会社や上司から本を読めと言われることはありませんか?

ですが、本を読んでも身についている気がしない。
どんな本だったのかって聞かれても、うまく説明できない。
あれこれ読めって言われるけど、読むだけで精一杯で仕事に活かすなんてとてもじゃない。
このように思っている方は多いのではないでしょうか。

本を読むのが大変だし面倒だし、読んでもいまいちピンとこないからと、いろいろな人の書評動画やブログ、Twitter などで公開されている図解を見れば乗り切れる。
動画や音声、図解など、本を読むよりももっと効率のいい学習方法を選べばいい。

そのようにおっしゃる方の主張もわかります。
ですが、解説してくれるどこかの誰かなしには、読書を仕事や人生に活かすことができないとも言えます。
また、誰かの受け売りでは、人に伝わるように説明するのは難しいですよね。

自分の力で読書を仕事や人生に活かしたい。
そう思っている方に、ぜひ読んでいただきたい本をご紹介します。

この本をヒトコトで紹介すると「他者貢献を意識することが仕事につながる読書をする」ための本です。
本を読むことと他者貢献をつなげることができれば、もっと本が読みやすくなりますよ。

仕事には「他者」が必要不可欠

そもそも、仕事には「他者」の存在が必要不可欠です。
たとえば、お店をやっているとしたら、買いに来るお客さんがいなければ売り上げがあがりませんよね。
また、1人ではできないことも、一緒に仕事してくれる人がいればできるようになります。
仕事って、どうしても他者と関わっていくことが必要なんです。

そうは言っても、いくら話しても伝わらない人っていますよね。
伝わらないのは、相手に伝わる表現ができていない可能性もあります。
自分がいくら言っても伝わらなかったのに、他の人が話したら一発で伝わった。
そんな経験をしたら、自分は説明が下手なんだと思っちゃいますよね。
相手に伝わる表現をするっていうのは簡単でも、実践するのは難しいのです。

だからこそ、他者を理解し、共感し、信頼していく力が、仕事をするときのもっとも重要な能力になります。

アドバイスするために本を読んでいい

他者を理解するのと読書の関係性は?って思いますよね。
仕事の同僚や後輩から相談されたときのことを思い出してみてください。
あなたが経験していないことや、考えたこともなかったことを相談され、何も言えなかったことありますよね。
でも、本を読むことで、経験していないことや考えたこともなかったことへのアドバイスができるようになります。

仕事の同僚や後輩へのアドバイスすることをモチベーションに本を読むという読み方をしていいんです。
同僚や後輩から、あなたのアドバイスで解決できたって言われたら、嬉しいですよね。
有用なアドバイスをしたことで、困ったらあなたに相談がくるようになるかもしれません。相談は信頼の表れです。

同僚や後輩といった他者からの信頼は、あなたの自信につながりますよ。

伝えるためにあなたが扱いやすい言葉に変換しよう

そんな有用なアドバイスをするためにどうしたらいいかっていうと、本を読むあなた中心に読書をする練習をしましょう。
著者の書いている通りじゃなければいけない、なんていう決まりはありません。
あなたが扱いやすい言葉に変換することが、相談相手に伝わりやすいアドバイスをする第一歩ですよ。
著者の言葉を、まずはあなたが扱いやすい言葉にする。
それから、相談相手に伝わりやすい言葉に変換するのです。
相談相手に伝わりやすい言葉ってなんだろう?って思いますよね。
それは、他者を理解することで培われていきますよ。

目的達成できる本を選ぼう

アドバイスするためには有名な本や分厚い本を読まなきゃいけないのかって不安になりましたか?
相談相手が困っていることを解決できるのなら、有名な本や分厚い本じゃなくていいんです。
アドバイスするっていう目的を達成できるなら、絵本やマンガを選ぶのもありですよ。
その他大勢の人からの評価より、今身近で困っている人の役に立つかで本を選びましょう。

ここまで読んで、そんな読書法を身につけたいと思ったら、『早く読めて、忘れない、思考力が深まる 「紙1枚!」読書法』を読んでみてください。
手書きのフォーマットを書いた「紙1枚」を書くだけなので、すぐに試してみることができますよ。

おわりに

この本を読んで実践すれば、読書を自力で仕事や人生に活かすことができるようになりますよ。
仕事や人生に活かすには、他者貢献を意識することです。この本を最初から最後まで実践することで、他者貢献をイメージすることができます。
周りの人に有用なアドバイスをして、たくさん頼られるようになってくださいね。

頼られることがあなたの自信になりますよ。