夜ふかしログ

30代サラリーマンが育児・家事・在宅勤務が終わったあと、夜更かしをして読んだ本を紹介したりしなかったりするブログ

過ごしやすい気候での花火大会。『しながわ水辺の観光フェスタ』

facebook のタイムラインに流れてきたので、『しながわ水辺の観光フェスタ』に花火を見に行ってきました。

東品川海上公園の広場にレジャーシートを敷いて、出店で買ったものを食べながら待機。 じゃがバター、お好み焼き、シャーピンを食べて、お腹がいっぱいになったところで花火開始。

初めて打ち上げ場所間近での花火を見ました。 音の衝撃を感じながらの花火。 今までに体験したことのない素晴らしい経験でした。

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ディストピアで量産型有人式の無人機を駆る『86―エイティシックス―』感想

自立起動兵器。
特殊能力。
量産機。
圧倒的劣勢。
ディストピア

これらの単語に引っかかりを覚えた人には、ぜひ読んでいただきたい作品がある。

『86―エイティシックス―』

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なんだ、ライトノベルか。
などと思うなかれ。

大量の無人兵器による人類虐殺が進む、ディストピアの世界で繰り広げられる、架空の兵器同士による壮絶な戦闘。
自分の力ではどうにもならなくなったときに見せる、人の本性。
人間らしくあろうとしながらも、己で己を定義しなければならなかった人たちの歪さ。

SFと人間心理がうまく合わさり、読む者に圧倒的な情報量を叩きつけてくる。
それが、『86―エイティシックス―』。

有人式無人機という意味のわからなさ

世界一の軍事国家である帝国が作りだした無人機だけの軍隊。
ギオン
そのレギオンに対抗するため、表向きにはサンマグノリア共和国も無人機を作り出し、かろうじて犠牲を出すことなく、脅威を退けていた。
そう、表向きには。
共和国は、実は無人機の開発に失敗していたのだ。

そりゃそうだよね。
AI の開発って難しいよね。
現代でも、将棋や囲碁を指す AI は作られているし、人と勝負して勝つのが当たり前になっている。
だけど、劇中の共和国は、帝国の無人機を見て、慌てて開発し始めたわけだから、どう考えても AI の開発時間も学習時間も足りない。
それに加えて、共和国が世界に誇っていたのは、世界最高の政治形態である共和制を世界最初に導入したこと、という。
僕の印象としては、文系中心の国。
言っちゃなんだけど、そんな国が慌てて開発を始めて、短期間で AI を開発できるわけがないよね。

それで AI の開発に失敗しましたって言っとけばいいのに、共和国はそれを隠蔽。
最悪の暴挙に出る。
第85区の外側にある、第86区。
その第86区を公式には存在しない区とした。
そして、そこに住まう少年少女たちを「エイティシックス」と呼び、有人の無人機の処理装置「プロセッサー」として死地に送り出していたのだ。
85区の中にいる共和国の人間がどうやって「プロセッサー」たちに指示を出していたかというと、超能力でいうテレパシーができる装置は開発できたから、それを使って安全なところから「エイティシックス」たちに指示を出していたのだ。
自分たちの技術力のなさを、移民として移り住んできた人たちの命であがなうとか、最低だね。

国の主兵器が、無人機を謡う有人機、という意味がわからないさにびっくりです。

カッコいいメカのイラストと情報量の多すぎる戦闘シーン

アルドノア・ゼロ」や「Re:CREATORS」のメカニックデザインを担当されたI-IVさん (@i4longman) がデザインしたメカのカッコいいことといったら!
まるで報告資料から抜き出したようなラフさがカッコよさに拍車をかけるのです。

各メカの全体像が挿絵として載っているので、頭の中でイメージ映像を起こすことが容易。
が、戦闘シーンとなると話が違う。
あまりの情報量の多さに、頭の中のイメージ映像が飛ぶんですよ。
武道の経験も、サバイバルゲームの経験もないので、僕の経験値が低すぎる、というのもあるかもしれない。
さらっと読んでいると、いつの間にか機体が移動している。
戦場は目まぐるしく変わる。
あれ、今ここの描写してなかったっけ?
あれ、こっちの戦闘終わってるわ。
となって、2度3度と戦闘シーンを読み返して、ようやく頭の中のイメージが動くようになりました。

戦闘シーンの情報量が多すぎる!
いろんな経験されている方が読むとそんなことないのかもしれません。
殴り合うようなケンカもしてこなかった僕からすると、アルゴリズムの裏を書くような動きなどもある戦闘シーンは、とても情報量が多いです。

主人公たちのおかれた状況の悲惨さとそれをおくびにも出さない精神性

共和国の85区内に住んでいる人たちから、「エイティシックス」たちは豚と呼ばれて、人権がありません。 いや、まあ、マジでブタはどっちだよって言いたくなるくらいの格差。
それくらい主人公が置かれた状況は惨憺たるものがあります。
そんな状況をおくびにも出さず、「人間らしく」あるために、己で己を定義する。
その部分だけで、置かれている状況が厳しすぎる。

しかも、主人公のコールサインはアンダーテイカー。
葬儀屋ですよ、葬儀屋。
どうしてそのコールサインになったのかは劇中で明かされますが、生き残らないといけない戦場で使うコールサインとしては不吉なもの。
戦争映画とかで兵士たちはゲン担ぎをして、幸運を追い求めてる印象がありますが、「エイティシックス」たちは、特に主人公であるシンは違います。
幸運とかどうでもいい、という雰囲気なのです。
そりゃそうなるよね、と言いたくもなりますが、それもこれもすべからく共和国が悪い。

85区の中で、シンたち「エイティシックス」に指示を出すハンドラーの少女、レーナがもう一人の主人公。
同じ主人公でも、シンとレーナの間の情報格差が半端ない。
シンたちの生活とレーナの生活、両方を読者は見ることができますが、85区内にいるのが本当に幸せなのかがわからなくなってきます。
それだけシンたちが人生を謳歌しようとしている証なんだろうな。

最終的には、シンも、レーナもカッコいいのです。
そして、エピローグがちょっとうるっとくるところもいいですね。

まとめ

自立起動兵器。
特殊能力。
量産機。
圧倒的劣勢。
ディストピア

これらの単語に引っかかりを覚えた人は、ぜひ読んでみてください。
僕は、まだこれだっていう結論が出せていないけど、あなたなりの「人間らしく」を考えてみてほしい。

TOHOシネマズ新宿・スクリーン11で見やすい座席

TOHOシネマズ新宿・スクリーン11で見やすい座席

おすすめの見やすい座席

G8

目線の高さで考えるとG列がオススメなんですが、スクリーンがちょっと遠い。 視界いっぱいのスクリーンで観たいなら、E列がよさそう。

映画館情報

場所

東京都新宿区歌舞伎町 1-19-1 新宿東宝ビル3階

チケット購入ページ

https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/076/TNPI2000J01.do

鑑賞履歴

2019/08/10 (土)

観た映画

天気の子 座席:G-8

感想はこちら。 k-y-u.hatenablog.com

何かを成し遂げたいのなら行動しなければ始まらない『天気の子』

「世界の形を変えてしまった。」

そのフレーズがCMで何度も流れ、どういうことなんだろう、と思っていた。
常に雨が降っている日本を、ヒロインの力で晴れさせた。
何度もCMを見るうちに、いつの間にか、そんなありきたりなハッピーエンドを想像していた自分。
そんなありきたりなハッピーエンドにはならないと思ったからこそ、観たんだ。
そして、その予想通り、僕が思っていたありきたりなハッピーエンドでは終わらない、すてきなハッピーエンドだった。
このすてきなハッピーエンドは、ぜひスクリーンの大画面で観ていただきたい。

CMを見ていて、ずっと思っていたことがある。
『天気の子』で描かれた東京は、汚い側面が強く押し出された東京だ。
前作『君の名は』で描かれた東京は、キラキラしてた。
瀧くんのバイト先はお洒落なカフェだし、キラキラした雰囲気が感じられる、きれいな東京が舞台だった。
だけど、今作『天気の子』で描かれたのは、飲みに行くこともある歌舞伎町の一番街。
その先にあるラブホ街なんかも描かれていた。
実際に自分が行き、目にしたことのある東京が、スクリーンの中に広がっていた。

そして、主人公の立ち位置も前作とは大きく違う。
家出をした、帆高。
弟と二人で暮らす、陽菜。
血のつながった大人が近くにいない十代の二人が、この汚い東京を舞台に物語を紡いでいく。
現実ではない。
だけど、現実にいそうな二人が、様々な人との出会いを通して、何かを積み重ねていく。

誰かの言葉や行動が、少しずつ自分の中に積み重なっていく。
その積み重なっていった結果、ある時をきっかけに、自分の気持ちになる。
自分の気持ちに従って動く帆高と陽菜をまぶしいと思った。

映画を観終わったとき、自分の気持ちに従って動くことは、年齢とは関係ないとも。
やりたいと思ったことをやる。
自分が正しいと思ったことをやる。
それは、若いかどうかではなく、本気かどうか。
そのために、自分自身を賭けられるかどうか。
難しい状況だったとしても、自分で道を切り開いていきたい。
僕にとって『天気の子』は、そう思わせてくれる映画です。

帆高と陽菜。
十代の二人が、どんな風に世界を変えてしまったのか。
ぜひスクリーンで観てほしい。

原作の小説はこちら。

小説 天気の子 (角川文庫)

小説 天気の子 (角川文庫)

ポケモンスタンプラリー2019挑戦中!

ポケモンスタンプラリー2019挑戦中!

状況

7/14 (日)

7/20 (土)

  • 回った駅数:10駅
  • パス:休日おでかけパス

7/20 (土) の移動メモ

7:30ごろ 大崎駅出発
本日の出発駅は大崎。
湘南新宿ラインに乗り、蓮田を目指します。
どちらかといえば、自宅が神奈川寄りにある関係上、埼玉方面は遠い気がしてならないのです。

8:30ごろ 蓮田駅
本日1つ目のスタンプ「ピジョット」。
スタンプを押したら早々に次の駅へ。

8:50ごろ 上尾駅
本日2つ目のスタンプ「ゼニガメ」。
電車が来てるので、早歩きでホームに向かいました。

9:10ごろ 大宮駅
二度素通りした大宮駅で本日3つ目のスタンプ「リザードン」をゲット。
湘南新宿ラインから埼京線への乗り換え途中なので、がんばって階段を下ります。

9:40ごろ 武蔵浦和駅
本日4つ目のスタンプ「フシギバナ」。
駅のホームで子供がすっころぶトラブルもありましたが、本人は怪我もなくジャンプしておりました。

10:45ごろ 越谷レイクタウン駅
本日5つ目のスタンプは「プクリン」。
駅を降りたところで僕が急に鼻血を出してしまったり、子供が霧状の水が出ているところではしゃいだり。
朝が早かったので、早めのお昼をと思い、越谷レイクタウンへ。
11:00を過ぎたばかりだったにも関わらず、フードコートはほぼ満席。。。
食べ終えた家族連れと入れ替わるようにして、なんとか席を確保。
あまり来れない場所ということもあり、のんびり食べて、少しの間ダラダラしました。

14:30ごろ 牛久駅
過去2年は、夜に僕が一人で来る駅でしたが、今年は昼間に子供と一緒に到着。
スタンプは「ギャラドス」でした。

14:50ごろ 取手駅
ポケモンスタンプラリーの冊子を持っている親子連れや、ソロをちらほらと見かけるようになってきました。
「ロコン」のスタンプをゲットして、次の駅へ。

15:20ごろ 松戸駅
本日初のトレーナースタンプ「ムサシ」。
息子に疲れが見え始めてきました。

次に向かう予定だったのは新浦安だったのですが、妻の用があるため、羽田空港国際線ビル駅に行くことにしました。
23区内を走っているはずの東京モノレールですが、都区内パスじゃ乗れないのです。
休日おでかけパスを使う日じゃないと行けないため、本日の最終目的地は羽田空港国際線ビル駅にしました。

16:30ごろ 羽田空港国際線ビル駅
カイリュー」のスタンプをゲット。
羽田空港で晩ご飯をとも考えましたが、どことなく割高感を感じてしまい、移動することにしました。

というところで、7/20 (土) は以上10駅でした。

振り返り

スタンプを押すときに長時間並ぶこともなく、かなり順調に進んでいくことができました。
昼間の牛久駅に行ったり、埼玉方面の電車を乗り継いだりと、過去には見られなかった行動をすることもでき、新鮮だったのではないかな。

5歳児と一緒に移動する関係上、歩く速度に限界はありますね。
一緒に回っているからこそ、スタンプは子供に押してほしいですから、体力の温存が優先。
なので、階段よりもエスカレーターを選ぼうとしてしまい、大人一人で移動するよりも移動速度は低下気味。

あとは、お昼を食べようと思って入った越谷レイクタウンが広すぎること。
不慣れな場所だったこともありますが、駅の改札からmoriのフードコートまで15分くらいはあるんじゃないだろうか。
ちょっとお昼の場所は失敗だったかなーと思っております。

もう一度休日おでかけパスを使って千葉、神奈川、東京23区外のスタンプを制覇。
それから都区内パスで足りていないところを埋めて、コンプリートする予定です。

日本科学未来館の企画展『工事中!』に行ってきた

予告の段階で情報を得て、開催を待ち望んでいたんですよ。
息子にも伝えて、行く気にさせてました。
子供にとって、工事車両を見れることはテンション上がることですからね。
伝えた日は「絶対行こうね!」って約束してたにも関わらず。

気がつけば開催終了日の前日になってしまった。。。

慌てて妻と息子とともに行ってきました。
日本科学未来館の企画展『工事中!』

結論
日本科学未来館、めっちゃ楽しい!!!

行くときにゆりかもめ乗ったんですよ。
息子が「先頭がいい」というので、今まで混雑しているからと避けていた先頭車両に乗車。
先頭車両で進行方向を見ていると、ミニ四駆に乗ってる感がすごい。
そして、レインボーブリッジの中を通るんですよ。
車でレインボーブリッジを通ったことはあるけど、レインボーブリッジの中を通るのは、とっても新鮮でした。

駅から歩いて5分くらいで、日本科学未来館に到着。
事前調査を全然してなかったけど、チケット売り場の料金表を見る限りでは、プラネタリウムもあるみたい。
次の機会に、と思いながら『工事中!』に入れる企画展のチケットをすることに。
着いたのは 12:30 くらいでしたが、チケット売り場は混雑しておらず、スムーズにチケットを購入することができました。

日本科学未来館に入って、企画展の入り口に向かう途中で息子の足がストップ。
たまにテレビで映る球体に貼り付けられたディスプレイに地球の様子が映し出されているもの。
あれを下から見上げられる吹き抜けの場所が、企画展の入り口だったのですが、そこにある寝そべれるソファと備え付けのディスプレイに釘付け。
他の人が使い終わるのを待ち、妻と息子で地球の様子を見るのを楽しんでいました。

息子が満足したところで、ようやく企画展の中へ。
僕らを出迎えてくれたのは、『四脚クローラ方式双腕型コンセプトマシン』。
双腕型のコンセプトモデルに息子は大興奮!!

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他にも実機が置いてあったり、滑車の仕組みを体験できたり。
息子は楽しそうにしていました。

企画展の中を見終わったあとは、遅めのお昼。
日本科学未来館の外に来ていた移動販売車が美味しかったです。

あげ焼きパン 像の耳
zou-33.com

お昼を食べた後は常設展を見て回りましたが、こちらは5歳児にはちょっと早かったかなー
酸素や災害をボールで表した概念モデルや、未来逆算思考のブースは、わからなくて面白くなかったみたい。
もう少し大きくなってから再挑戦かな。

閉館ギリギリまで、地球を見上げるソファでディスプレイをポチポチして楽しんでいました。
最近は動物も好きなので、息子が興味ある企画展があるときには、また行きます。

お台場あたりはほとんど行ったことなかったけど、歩いて移動しやすいのはいいなー
日本科学未来館近くに立つユニコーンガンダムを見て。 f:id:k-y-u:20190525200523j:plain

TOHOシネマズ日比谷・スクリーン2で見やすい座席

TOHOシネマズ日比谷・スクリーン2で見やすい座席

おすすめの見やすい座席

E列 - 10番

A列からE列までは、スクリーンに対する中央が通路になっています。 F列まで上がってしまうとスクリーンを見下ろす形になるので、目線の高さで考えたときのオススメです。

映画館情報

場所

東京都千代田区有楽町1-2-2

チケット購入ページ

https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/081/TNPI2000J01.do

鑑賞履歴

2019/05/03 (金)

ハンターキラー 潜航せよ

感想はこちら。

k-y-u.hatenablog.com

座席

B列 - 12番

スクリーンを見上げる形になりますが、視界からあふれる大迫力の映像を楽しめました。

おっさん声のピカチュウとともに謎を解く

アニメではピカピカと可愛らしい声で鳴くピカチュウ
実写の世界に出てきたらおっさん声でしゃべってるんです。
どんな物語なのか、どんなエンディングなのか、気になって仕方がなくなり、観に行ってきました。

『名探偵ピカチュウ

予告編で観たおっさん声ピカチュウが観たくて、字幕版を観ました。
思ったより情報量が多いので、文字を読むのがつらい方は吹替版のほうがおすすめです。

感想

ポケモンがどんなものなのか、冒頭に紹介されています。
その中に、日本語吹替版で主人公のアフレコをしている竹内涼真さんが、ポケモントレーナー役で出演しているのです。
危うく「マジか!」という声が出そうになりました。

主人公がピカチュウと初めて出会うところだったり、ゲッコウガが出てくるシーンだったり、予告編で観ていたシーンはここだったのか、と思いながら楽しむことができました。
ついつい笑ってしまうようなシーンもあり、涙が出そうなシーンもあり。
ああ、ポケモンの映画だなーという感じでした。

そして、ミュウツーかっこいい!
やっぱミュウツーはいいなー

7月に公開される『ミュウツーの逆襲Revolution』への導入感はありますが、ポケモンを知らない人にこそ観てほしい映画です。
GW明けの仕事で受けたストレス発散に、ぜひ観に行ってみてください。

原作を読んでから、もう一度映画の世界に入りたい

原作を読んでから、もう一度映画の世界に入りたい

どうして観に行こうと思ったのか

他の映画の予告編で観たときは、原作を読んだことがないし、観ることはないかなーと思ってたんですよ。
テレビ『嵐にしやがれ』にこの映画の主演である山崎賢人さん、吉沢亮さんだけでなく、アクション監督の下村勇二さんも出てきまして。
アクション監督を務めた下村さんが、映画の中で山崎さんが演じている役のことをこう解説していたのです。
ポテンシャルは高いが普段はそれを活かしきれておらず、ここぞというときで爆発的な力を発揮する、と。
それを聞いたときが、僕の中で観てみようかな、と思うようになったきっかけです。

そして、こちらのレビューに後押しされました。
大沢たかおさんの王騎 (おうき) が観たい!と。

rocketnews24.com

映画のタイトル

映画『キングダム』

感想

いつ頃のどこを舞台にした、どんな話なのか。
原作を読んだことのない僕にもわかるような冒頭。
信と漂との関係や、信の行動の目的がわかった上で、物語が進んでいってくれるのはとってもありがたいことです。

とはいえ、いろんな人が出てくるもんだから、顔と名前が一致しないまま、物語はどんどん進んでいきます。
中華の方の名前だからパッと覚えられないし、衣装や髭にびっくりしている間にも、場面は進んでいくんですよね。
劇中で紹介されていない人の名前もバンバン出てくるし。
個人的なことですが、劉備が死ぬところまでの三国志を読んじゃってるもんだから、出てくる苗字にいちいち反応しちゃう自分が恨めしい。

信と政、二人の若者が道を切り開き、山の民を仲間に入れます。
山の王である楊端和、最初は人形か何かかと思いました。
まったくと言っていいほど動きがなく、仮面を外す段になって、中に人がいたのか!とビックリ。

最後の殺陣は圧巻です。
少数の兵に対し、相手は多くの兵を出してきます。
三国無双とかのムービーを見てる気分になりますね。
長沢まさみさん演じる楊端和が強い!!

あと、劇中で「シンオウ」って言葉が出てくるんだけど、最初は「新王」だと思ってたんですよね。
前の王様が崩御したタイミングで即位→クーデターだと思ってたから。
だけど、山の王との場面で政が自分のことを「シンオウ」って言ってるんですよ。
それで、ようやく「秦王」っていう変換に変わりました。
固有名詞が難しいので、映画を観る前に公式サイトでキャラクターの相関図を見ておくことをオススメします。

こんな人にオススメ

中国の歴史に興味がある人、キングダムを知っている人だけが観るのはもったいない。
ドラマとかをあまり見ない僕でも知っているような俳優さんたちばかりのこの映画。
好きな俳優さんが出ているのであれば、ぜひ観ていただきたい。
俳優さん目当てで観て、キングダムの原作を読みたくなるのがいいと思います。

映画 キングダム 写真集 -THE MAKING-

映画 キングダム 写真集 -THE MAKING-

TOHOシネマズ新宿・スクリーン7で見やすい座席

TOHOシネマズ新宿・スクリーン7で見やすい座席

おすすめの見やすい座席

N列 - 15番

映画館情報

場所

東京都新宿区歌舞伎町 1-19-1 新宿東宝ビル3階

チケット購入ページ

https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/076/TNPI2000J01.do

鑑賞履歴

2019/05/01 (水)

名探偵コナン 紺青の拳

感想はこちら

k-y-u.hatenablog.com

座席

N列 - 27番
高さはバッチリでしたが、端のほうだと没入感が減りますね。